JRA、薬物対策を強化 後藤理事長は3カ月減給

東京競馬場に張り出された、禁止薬物を含む飼料添加物を摂取した可能性のある馬がいることによる「競走除外」を知らせる張り紙=6月撮影

 日本中央競馬会(JRA)は21日の定例記者会見で、計156頭の競走除外馬を出した禁止薬物問題の再発防止対策を発表した。JRA施設内における飼料販売業者を承認制とし、厩舎関係者が競走馬に与えることができる飼料は承認された業者からの納品に限るなど、監理体制を強化する。

 また関係者の処分も公表し、後藤正幸理事長は10月から3カ月、給与の10%を辞退する。町田勝弘副理事長、横田貞夫馬事部担当理事は9月26日付で戒告処分となった。


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