首相、長野の台風被災地を視察 19号で千曲川氾濫、復旧に尽力

台風19号による被害視察のため長野県入りした安倍首相(中央)=20日午前10時30分、長野市の長野運動公園総合運動場

 安倍晋三首相は20日午前、台風19号による河川氾濫などで甚大な被害が出た長野県を訪問した。長野市で決壊した千曲川の堤防を視察し、浸水した住宅地の被害状況を確認した。避難所も訪れ、被災者から要望を聞く。

 首相が台風19号の被災地を訪れるのは17日の宮城、福島両県に続いて2回目。早期の河川復旧や被災者支援に全力を挙げる考えだ。午後には、県庁で阿部守一知事と意見交換。東京に戻り、首相官邸で開催する非常災害対策本部会議に出席する。

 長野県は千曲川が氾濫し、長野市周辺で大規模な浸水が発生した。一部住民は避難所生活を続けている。


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