福島・宮城でボランティア中止 被災地が大雨警戒で

 台風19号の被害が深刻だった福島県郡山市と本宮市、いわき市など県内の少なくとも5市が18日、降雨による二次災害を避けるため、被災後初の週末となる19日のボランティア活動の受け入れを中止することを決めた。宮城県でも、丸森町など少なくとも8市町で19日の受け入れを見合わせる。

 福島県では前線や低気圧の影響で19日は大雨となる見込み。台風19号の影響で地盤が緩んでおり、少ない雨量でも土砂災害や河川の氾濫が起きる恐れがあるとして福島市や南相馬市を含む5市が受け入れ中止を決めた。

 共同通信の集計では、福島県で全国最多となる29人が死亡。


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