2019年10月18日 10:55 | 無料公開
出水平野に今季初飛来したツル=18日午前、鹿児島県出水市(鹿児島県ツル保護会提供)
国内最大のツルの越冬地、鹿児島県出水市の出水平野に18日、マナヅル1羽が今季初めて飛来した。昨年も同じ日に確認され、例年並みの来訪となった。
県ツル保護会によると、午前6時半ごろに地元住民が発見し、連絡を受けた保護会が約45分後に干拓地で確認した。
出水平野のツルは国の特別天然記念物に指定されており、1万羽を超すツルが飛来する「万羽鶴」が、昨年まで22年続いている。
出水市のツルの博物館「クレインパークいずみ」の松井勉館長は「例年通り無事にツルが戻ってきてくれて、ほっとしている」と話した。