東証、午前終値2万2503円 高値警戒、為替安定は支え

 17日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、前日終値近辺で推移した。高値警戒感から売り注文が出る一方、外国為替相場の安定は支えとなった。

 午前終値は前日終値比31円05銭高の2万2503円97銭。東証株価指数(TOPIX)は3・35ポイント安の1628・16。

 平均株価は16日に今年の終値最高値を更新し、16日までの4営業日続伸での上げ幅は計1000円を超えた。米中貿易協議の部分合意が買い材料となってきたが、17日は急ピッチの上昇の反動で利益を確定する目的の売りがみられた。米景気減速懸念を背景とする16日の米国株安も重荷となった。


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