大鵬の孫、高3納谷幸成が角界へ 「努力で関取に」、九州で初土俵

大嶽部屋への入門を表明し、大嶽親方(左)と握手する納谷幸成=16日、さいたま市

 大相撲で昭和の大横綱大鵬(故人)の孫で元関脇貴闘力の四男、埼玉栄高3年の納谷幸成(18)が16日、さいたま市の同高で大嶽部屋への入門を表明し「一生懸命努力して、ゆっくりでもいいので関取を目指して頑張りたい」と語った。九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)で初土俵を踏む予定。

 納谷は183センチ、135キロで押し相撲を得意とする。高校の先輩で関脇貴景勝らの活躍に刺激を受け、今年の全国高校総体では決勝トーナメントに進出。相撲部の山田道紀監督は「将来性があるし、化けるだけの素質はある」と期待した。

 大嶽部屋には、3番目の兄で幕下の納谷がいる。


  • LINEで送る