2019年10月16日 12:07 | 無料公開
トルコのエルドアン大統領
【イスタンブール共同】トルコのエルドアン大統領は15日、シリア北部侵攻について「停戦は不可能」と述べ、米国などの中止要求を拒否した。米国が対トルコ制裁を発動したが「気にしない」とも述べた。訪問先のアゼルバイジャンから帰国する機内での発言として地元メディアが報じた。
エルドアン氏は、敵視するシリアのクルド人勢力を国境地帯から一掃する考えを改めて主張。「テロリスト」とは交渉しないと述べた。一方、クルド人勢力が連携に踏み切ったシリアのアサド政権軍が北部の要衝マンビジュに進軍したことについては、否定的な動きではないとした。