二階氏、まずまずに収まったを撤回 台風被害で表現不適切と

自民党の二階俊博幹事長

 自民党の二階俊博幹事長は15日夕、台風19号の被害が「まずまずに収まった」とした13日の発言を事実上撤回した。党本部で記者団に「被災地の皆さまに誤解を与えたとすれば、表現が不適切だった」と述べた。

 15日午前の記者会見では「撤回するもしないもない」と語っていたが、野党からの批判が相次ぎ、方針転換を余儀なくされた格好だ。二階氏は今後、同様の表現は使わないとした上で「発言には気を付けたい。災害復旧に全力を尽くしたい」と強調した。


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