2019年10月15日 16:10 | 無料公開
JR山手線全駅に導入される案内表示のイメージ(下)と現行の案内表示(JR東日本提供)
JR東日本は15日、山手線の駅ホームにある案内表示を改めると発表した。これまでは駅を発車する時刻だったが、今後はその駅に電車が到着するまでの時間を分単位で「約3分後」などと示す。今年11月から順次導入し、2020年東京五輪・パラリンピックの開催期間より前の来年7月までには全駅で変更する。ほかの路線への拡大も検討する。
JR東によると、山手線は最短約2分30秒の間隔で運行している。発車より電車の待ち時間を知らせる方が、乗客に分かりやすくなると判断した。
乗客からの見えやすさを向上させようと、表示機器の発光ダイオードを液晶ディスプレーに改める作業も進める。