電池開発、日本の貢献に感謝 ノーベル賞の米大教授

ノーベル化学賞受賞について記者の質問に答える米テキサス大オースティン校のグッドイナフ教授(左)=14日、米テキサス州オースティン(共同)

 【オースティン(米テキサス州)共同】ノーベル化学賞を吉野彰旭化成名誉フェロー(71)らと共同受賞する米テキサス大オースティン校のジョン・グッドイナフ教授(97)が14日、同校で報道各社の取材に応じ、リチウムイオン電池の開発に貢献した日本の関係者に「脱帽する」と感謝の気持ちを表した。

 グッドイナフ氏は初めて商品化したソニーに言及、「研究成果を実際の製品にするには、もう一段の努力が必要だった。ソニーの人たちが頑張ってくれたおかげで、リチウムイオン電池が世の中に知られることになった」と述べた。


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