関東でダム緊急放流 水位上昇に警戒呼び掛け

 台風19号に伴う降雨で貯水量が増えたため、相模原市の城山ダム、茨城県の水沼ダム、栃木県の塩原ダム、福島県の高柴ダムは12日、各自治体によると、流入量と同じ分を下流に流す「緊急放流」を実施した。

 国土交通省関東地方整備局も荒川水系の二瀬ダム(埼玉県)、利根川水系の川俣ダム(栃木県)と川治ダム(同)、草木ダム(群馬県)、下久保ダム(埼玉県)の5カ所で緊急放流の可能性があると発表したが、13日未明になってうち二瀬、川俣、川治は回避した。実施した場合、下流域で水位が増すとみられ、同局が警戒を呼び掛けた。


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