2019年10月12日 11:57 | 無料公開
11日、米ワシントンの議会に向かうヨバノビッチ前駐ウクライナ大使(左)(AP=共同)
【ワシントン共同】米国のヨバノビッチ前駐ウクライナ大使は11日、トランプ大統領のウクライナ疑惑を巡る弾劾調査を進める下院委員会で宣誓証言した。自身が5月に突然解任されたのは、国務省にトランプ氏が圧力をかけたためだと指摘。背後に「いかがわしい動機を持った人がいる」と述べ、トランプ氏の弁護士であるジュリアーニ元ニューヨーク市長の関与を示唆した。米メディアが報じた。
ヨバノビッチ氏は当初、来年まで大使の任期延長を打診されていたが、4月に突然帰国を命じられたと説明。国務省幹部は2018年夏からトランプ氏による解任圧力を受けていたと明かしたという。