2019年10月12日 10:18 | 無料公開
米フェイスブックが計画する暗号資産「リブラ」のロゴ(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】米クレジットカード大手のビザやマスターカードなどが、交流サイト大手フェイスブックが発行を計画する暗号資産(仮想通貨)「リブラ」の運営団体「リブラ協会」への参加を見送ることが11日、分かった。リブラを巡って、各国当局がマネーロンダリング(資金洗浄)への悪用などに懸念を強めている。
リブラ協会は、近く会合を開いて創立メンバーを発表するとしているが、有力企業の離脱は計画の実現に向け打撃となりそうだ。
ほかに離脱が明らかになったのはネット競売大手イーベイや決済サービス大手ストライプなど。