スルガ銀行、日銀に虚偽報告 事実と異なる議事録提出

 日銀は11日、2014年12月と18年2〜3月にスルガ銀行に実施した考査で、事実と異なる虚偽の内容が含まれた議事録の提出があったと発表した。契約違反に当たるとして、スルガ銀に経営管理体制の改善策を報告するよう要請した。具体的な虚偽内容は明らかにしていない。

 また18年2〜3月の考査では、各種会議の運営状況などについて事前に提出を求めた資料に、一部会議の存在や会議での報告内容が記載されていなかった。

 スルガ銀は18年5月、シェアハウスなどの不動産向け融資で審査書類改ざんなどの不正が横行していたことを公表した。


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