2019年10月10日 21:58 | 無料公開
【ベルリン共同】ロシアの国ぐるみのドーピング問題で、ロシア反ドーピング機関(RUSADA)のガヌス代表が「数千」に及ぶデータ改ざんがあったとの見方を示した。10日までにドイツ有力誌シュピーゲル(電子版)のインタビューで答えた。
世界反ドーピング機関(WADA)はモスクワの検査所から回収した保管データに不審点が見つかったと発表し、RUSADAの適格性を審議する手続きを進めている。
同氏は、改ざんがWADAへデータを提出する直前の今年1月まで行われていたと指摘し「膨大で、偶然では起こり得ない」と述べた。