病院再編説明会の出席人数制限 厚労省方針、地方は反発

 再編や統合の議論が必要とされる公立・公的病院名が公表された問題で、厚生労働省が自治体に対し、全国各地で開催する説明会の出席人数を制限する方針を伝えていたことが10日、分かった。市町村は1人ずつとしており、全国知事会などは「この形式では出席は困難」と反発。同日、見直しを申し入れた。

 説明会は、病院名公表の経緯や目的などに理解を求めるのが狙い。知事会など地方3団体が参加し、4日に東京都内で開かれた「協議の場」で、厚労、総務両省が開催を表明した。

 知事会によると、厚労省は7日、説明会の概要を都道府県の担当者にメールで送信した。


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