首都圏JR、計画運休へ 48時間前、異例の告知

JR品川駅(手前)

 JR東日本は台風19号の接近が予想される12日から13日にかけ、首都圏全域で大規模な計画運休に踏み切る方向で検討していることが10日、関係者への取材で分かった。同社は、現状の気象予報の精度を踏まえ、運休の可能性を示すのは前日が限界としていたが、方針を転換。実施48時間前の10日中に可能性を発表する異例の対応を取る。運休は新幹線も含まれる見込みで、実施24時間前には詳しい計画を明らかにする。

 関係者によると、3連休で学校行事なども多く、早めの周知が必要と判断。ラグビー・ワールドカップ(W杯)も開催中で、ホームページなどでは英中韓の3カ国語でも対応する考え。


  • LINEで送る