ルールにのっとり持続可能な漁を ココリコ田中が呼び掛け

魚の顔まねをして撮影にのぞんだ(左から)向清太朗、ひょっこりはん、田中直樹、誠子、渚=東京都内

 お笑いコンビ「ココリコ」の田中直樹が、東京都内で開かれた葛西臨海水族園の30周年企画「サステナブル・シーフード・ウィーク2019」(31日まで)のオープニングイベントに登場した。水産資源を持続可能にし、豊かな海を次世代へ引き継ぐことを呼び掛けるキャンペーン。生き物好きで知られ、アンバサダーに就任した田中は「ルールにのっとった漁を」と呼び掛けた。

 ゲスト出演したお笑いコンビ「尼神インター」の渚が「あるならあるだけ取れば、いいじゃない?」と言い放つと、田中は「相変わらずのヤンキー気質ですね」と笑いながら企画の趣旨を説明。

 人口増加などにより天然水産物の需要は伸びており、このまま過剰漁獲を続けると、将来、資源が枯渇する恐れがあるという。田中は「決められた量で漁をすれば、未来につながります。それがサステナブル(持続可能)の意味です」と解説した。

 海洋管理協議会(MSC)が「持続可能な漁業で獲られた水産物」を証明する「MSC認証」制度を紹介。認められると、商品に魚のイラストが描かれた「海のエコラベル」が付けられる。

 同じくゲストのお笑いタレントひょっこりはんが「何年後かには全商品に付いているかもしれない」と期待すると、田中は「そうなれば理想」と熱っぽく語った。


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