旭山動物園、えぞひぐま館を計画 21年にも、捕食展示も検討

北海道旭川市の旭山動物園で飼育されているヒグマ(旭川市提供)

 北海道旭川市の旭山動物園が、「えぞひぐま館」(仮称)の建設計画を進めている。来年度予算案に組み込み、2020年着工と21年オープンを目指す。13年に「きりん舎」と「かば館」が完成して以来の大型施設建設となる。

 同園は、動物の生き生きとした動きを見せる「行動展示」の草分けとして知られる。新施設では、ヒグマが泳いだり歩き回ったりする様子を観察できるほか、施設内に渓流を設け、ヒグマが魚を捕食する姿を見てもらう構想もあるという。

 現在ヒグマが飼われている「もうじゅう館」は1998年に完成。老朽化が進んでいる。


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