キリンの赤ちゃん事故死 金網に角絡まり頸椎損傷

死んだアミメキリンの赤ちゃん「永友(エイト)」(左)=2018年10月、北海道旭川市の旭山動物園

 北海道旭川市の旭山動物園は25日、アミメキリンの雄の赤ちゃん「永友(エイト)」が「きりん舎」の寝室で死んだと発表した。餌台近くの金網に角が絡まり、暴れた際に転倒したとみられる。解剖の結果、頸椎を損傷していた。

 動物園によると、24日午前9時10分ごろ、飼育員がきりん舎の寝室で倒れている永友を発見。夜間に餌台近くに落ちた餌を食べようとした際、金網に角が絡まり、暴れた際に転倒して台の角に首をぶつけたとみられる。

 坂東元園長は「永友の成長を楽しみにしていた来園者もいたので残念。今後さまざまな事態を想定して、施設の改善に取り組む」と話した。


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