国連本部に初の太陽光発電 供給はまだ「ごく一部」

国連本部の会議棟の屋上に設置された太陽光発電装置=21日、米ニューヨーク(共同)

 【ニューヨーク共同】米ニューヨークの国連本部の屋上で21日、インド政府の出資により設置された太陽光発電装置が記者団に公開された。気候変動対策を訴える国連の本部に初めて再生可能エネルギーが導入された形だが、今回の装置で賄える電力量は必要な量の「ごく一部」(関係者)だという。

 太陽光パネルは今月11日、4階建ての会議棟の屋上に設置した。枚数は国連加盟国数と同じ193で、年間発電量は約8万6千キロワット時。隣接する約千平方メートルに芝生を植え、全体を「ガンジー・ソーラーパーク」と名付けた。


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