2019年9月22日 00:04 | 無料公開
21日、米ニューヨークの国連本部で開かれた「若者気候サミット」で温暖化対策の強化を訴えるグレタ・トゥンベリさん(中央)。左はグテレス事務総長(AP=共同)
【ニューヨーク共同】地球温暖化の悪影響を長期にわたり受けることになる若い世代が世界各地から集まり、深刻な被害を回避するため政府や社会に変革を促す初めての「若者気候サミット」が21日、米ニューヨークの国連本部で開かれた。首脳や閣僚らによる23日の「気候行動サミット」に向けて提言をまとめ、政治の早急な対応を求める。
学校を休んで抜本対策の必要性を訴える「学校ストライキ」を一人で始め、若者の活動の中心的な存在となっているスウェーデンの少女グレタ・トゥンベリさん(16)も出席。「若者は団結している。若者の動きは止められない」と述べた。