「おばけ」がPFFグランプリ 中尾広道監督

「PFFアワード2019」でグランプリを受賞した中尾広道監督=20日午後、東京都中央区

 才能豊かな新人映画監督を発掘する「第41回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」のコンペティション部門「PFFアワード2019」の各賞が20日発表され、グランプリに中尾広道監督(40)の「おばけ」が選ばれた。賞金100万円。

 「おばけ」は、中尾監督自身の映画製作過程が宇宙にまで広がっていくロマンチックな作品。独自性が高く評価された。

 準グランプリは山口優衣監督(23)の「雨のやむとき」。審査員特別賞の3作品は清水啓吾監督(24)の「きえてたまるか」、キヤマミズキ監督(26)の「くじらの湯」、今村瑛一監督(32)の「ビューティフル、グッバイ」。


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