菅原経産相も献金を返還 衆院選中に国契約業者から

菅原一秀経産相

 菅原一秀経済産業相が代表を務める自民党東京都第9選挙区支部が2017年の衆院選期間中、当時内閣府と契約があった練馬区の造園会社から8万円の献金を受けていたことが20日、分かった。菅原氏側は同日献金を返還した。同様のケースで、既に高市早苗総務相が奈良市の寝具リース会社に30万円を返還している。

 公選法は国会議員に対し、国と契約を結ぶ当事者が国政選挙に関連して献金することを禁じている。

 菅原氏の事務所は共同通信の取材に「寄付を受ける際、個別の取引内容は知り得ず、取材で初めて知った。道義的観点から返金した。本年度の収支報告書に計上する」とした。


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