温暖化議長役、日本応じず 国連サミットで依頼

 米ニューヨークで23日に開かれる国連気候行動サミットに向けた議論のプロセスで、温室効果ガスの排出削減策を話し合うグループの議長役を日本が依頼されたが、引き受けなかったことが20日、分かった。

 外務省は「6月の20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)やその準備に集中するためだった」と説明。一方、日本は当面の削減目標の引き上げに消極的なことから、政府内には「議論を先導するのが難しく、辞退した」との見方がある。環境団体からは「世界をリードする役割を担ってほしかったが残念だ」との声が上がっている。


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