大嘗祭の斎田の場所公表 宮内庁、栃木と京都

記者会見する「悠紀田」の耕作者の石塚毅男さん=18日午後、宇都宮市

 宮内庁は18日、11月14〜15日に行われる天皇陛下の皇位継承に伴う重要祭祀「大嘗祭」で使うコメを収穫する斎田について、栃木県の「悠紀田」と京都府の「主基田」の所在地や耕作者を発表した。それぞれの稲を刈り取る「斎田抜穂の儀」は9月下旬から10月上旬に行われる見通しで、日程は今後決める。

 宮内庁によると、悠紀田の所在地は栃木県高根沢町、大田主と呼ばれる耕作者は石塚毅男さん(55)。面積は1227平方メートルで、銘柄は「とちぎの星」。主基田は京都府南丹市八木町、大田主は中川久夫さん(75)。2695平方メートルで、銘柄は「キヌヒカリ」になる。


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