日イラン首脳、24日会談へ 米国との対話働き掛け

安倍晋三首相、イランのロウハニ大統領

 安倍晋三首相とイランのロウハニ大統領が24日に米ニューヨークで会談する日程が固まった。首相は、サウジアラビアの石油施設に対する攻撃を巡って対立を深める米国との対話を働き掛ける方針だ。日本政府関係者が18日、明らかにした。

 首相は国連総会出席のため23日に訪米、25日にはトランプ米大統領との会談も予定している。ロウハニ師との会談を踏まえ、米イラン対立の緊張緩和へ橋渡し役を担いたい考えだ。

 菅義偉官房長官は18日の記者会見で、中東情勢の安定に向けて「米国との同盟関係、イランとの伝統的な友好関係を活用していく」と強調した。


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