新法人トップに名古屋大学長 来春発足、岐阜大と統合

名古屋大の松尾清一学長

 名古屋大と岐阜大の運営法人を統合し、来年4月に発足する新法人「東海国立大学機構」の初代機構長候補に、名古屋大の松尾清一学長(68)が決まった。両大で構成する合同機構長選考会議が18日発表した。文部科学相の指名を受け、就任が正式に決まる。

 両大の運営法人の統合は、一つの国立大学法人が複数校を傘下に収める方式の全国初の事例となる。

 選考会議によると、任期は2年。面接などを行い「広い範囲で総合的な活躍ができる」として選出され、18日に文科省に申請した。


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