北朝鮮、「不法侵入」と主張 海保巡視船への威嚇事案か

 【ソウル共同】北朝鮮外務省報道官は17日、8月下旬に日本の海上保安庁の巡視船や船舶が北朝鮮の経済水域に「不法侵入」し、北朝鮮の自衛的措置によって追放されたと述べた。朝鮮中央通信が伝えた。北朝鮮船とみられる高速艇が巡視船に接近、威嚇した事案を指している可能性がある。

 海保によると、日本海の大和堆付近で8月23〜24日にかけて、北朝鮮の国旗が描かれた貨物船のような船と高速艇を確認した。24日には乗組員の1人が小銃を巡視船に向けて構え、1人はビデオ撮影をしていた。日本の排他的経済水域(EEZ)内だったとしている。


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