2019年9月17日 19:32 | 無料公開
イスラエルのネタニヤフ首相(左)とガンツ元軍参謀総長(ロイター=共同)
【エルサレム共同】イスラエル史上初となる国会(定数120)のやり直し総選挙は17日、投票が行われた。同国最長の通算13年半も政権を率いるネタニヤフ首相が続投するか、約10年ぶりの政権交代が実現するかが最大の焦点。ネタニヤフ氏の与党、右派「リクード」と、ガンツ元軍参謀総長率いる中道政党連合「青と白」の支持は拮抗し、大接戦となっている。
即日開票され、18日午後(日本時間同夜)にも大勢判明の見通し。単独政党の過半数獲得は極めて困難で、誰が次期首相になるかは選挙後の連立協議次第。その結果は、中東情勢にも影響しそうだ。有権者は約640万人。