社会保障検討会議に民間9人起用 改革の司令塔、経団連会長ら

 西村康稔全世代型社会保障改革担当相は17日の記者会見で、改革の司令塔となる検討会議の民間メンバーに中西宏明経団連会長や増田寛也元総務相ら9人を起用すると発表した。初会合は政府内で20日を軸に調整しているが、西村氏は「今週中に開く方向」と述べるにとどめた。

 新会議のメンバーは安倍首相や閣僚を含め計16人。民間から中西氏、増田氏のほか、新浪剛史サントリーホールディングス社長、桜田謙悟経済同友会代表幹事、翁百合日本総合研究所理事長、清家篤前慶応義塾長、柳川範之東大大学院教授、遠藤久夫国立社会保障・人口問題研究所長、鎌田耕一東洋大名誉教授が有識者として参加する。


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