2019年9月17日 06:11 | 無料公開
コンビニエンスストアの屋外にある灰皿。左上は灰皿撤去の実証実験を伝えるポスター=14日、大分市
大分県は17日、受動喫煙対策の一環としてコンビニエンスストア各社と連携し、県内の計253店舗で屋外の灰皿を撤去する実証実験を始めた。愛煙家の店離れを懸念する店舗に経営上の利点があることを示し、撤去の取り組みを促す狙い。県単位での実証実験は全国で初めてという。
県の協力呼び掛けに応じたのは、セブン―イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソン、デイリーヤマザキを展開する山崎製パン。灰皿を設置している計454店舗のうち、オーナーが同意した店舗が参加する。期間は10月末までで、終了後、オーナーに客や従業員の反応を尋ねるアンケートを実施する。