イスラエル首相続投が焦点 きょう総選挙、大接戦

イスラエルのネタニヤフ首相(右)とトランプ米大統領が写った選挙の看板=8日、イスラエル・テルアビブ(AP=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル史上初となるやり直しの国会(定数120)選挙が17日投開票される。政策的論争は少なく、汚職疑惑を抱えるネタニヤフ首相の続投の是非が最大の焦点だ。選挙は同国最長の13年半も首相を務めるネタニヤフ氏の命運を左右し、イスラエルの針路に影響しそうだ。即日開票され、18日午後(日本時間同日夜)に大勢判明の見通し。

 世論調査によると、過半数を確保できている勢力はなく、最終盤まで大接戦が続いた。

 汚職疑惑を巡る検察の捜査が大詰めを迎える中、ネタニヤフ氏が続投できなければ起訴や裁判は不可避とみられ、政治生命を懸けた戦いとなる。


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