日本の玩具リズモが世界に挑戦 「サプライズトイ」の市場で

タカラトミーが自社開発した「Rizmo(リズモ)」=12日、東京都港区

 タカラトミーは14日、歌声や呼び掛けなどの音に反応して姿を変形させる自社開発の「Rizmo(リズモ)」を日本を含む世界約20の国・地域で同時発売した。お世話の量や遊び方を点数化し、進化のタイミングが変わるよう複雑なプログラムを組んだのが特徴。全世界の販売目標は年間100万個で、海外勢が独占する「サプライズトイ」の市場に挑戦する。

 一定時間遊ぶまで最終的な姿が分からないサプライズトイは近年市場を創出し、国内売上高は2018年度で85億円。ただ日本発はほとんどなく、国内のヒット商品も海外発だ。

 リズモは宇宙から来た謎の生き物という設定で、購入時は毛玉のよう。


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