ラグビー、アルゼンチン代表歓迎 福島被災地、Jヴィレッジ

ラグビーW杯アルゼンチン代表の公式歓迎セレモニーであいさつする福島県の内堀雅雄知事=13日、福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(代表撮影)

 福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(広野町、楢葉町)で13日、ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会に出場するアルゼンチン代表の公式歓迎セレモニーが開かれた。

 Jヴィレッジは東京電力福島第1原発事故後、一昨年春まで収束作業の拠点として使われていたが、今年4月に全面再開した。内堀雅雄知事は「Jヴィレッジは逆境を乗り越え、再生を果たした。素晴らしい活躍を願う」とエールを送った。

 セレモニーでは、少年らが和太鼓の音に合わせて空手演武を披露し、代表選手らが大きな拍手を送った。選手らは大会での躍進を祈願し、代表のチームカラーである水色のだるまに目を入れた。


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