2019年9月11日 18:24 | 無料公開
全日本テコンドー協会が今月に開く強化合宿で、招集されたトップ選手のほとんどが不参加の意向を示していることが11日、分かった。関係者によると、一部選手が合宿や指導体制についての疑問を「要望書」の形で同協会の理事会に提出したが、期限を過ぎても回答がないことが関係しているという。
同協会は強化責任者が一時期不在になるなど体制に混乱も生じていた。協会の幹部は「回答は期限までに取りまとめていた。所属先などを通じて選手に経緯を説明している」と話した。
合宿は東京都内で17日から25日まで行われ、東京五輪出場を目指す強化指定選手を中心とした23選手が集まる予定だった。