2019年9月11日 08:21 | 無料公開
試射された「超大型多連装ロケット砲」=10日(朝鮮中央通信=共同)
【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は11日、金正恩朝鮮労働党委員長が10日に「超大型多連装ロケット砲」の試射を視察したと伝えた。北朝鮮は10日朝、内陸部の平安南道价川付近から東方向に飛翔体2発を発射しており、これを指すとみられる。
金正恩氏は「あとは多連装砲の最大の威力である連続発射実験を行うだけだ」と述べ、今後、連続発射を行うことを示唆した。
「超大型多連装ロケット砲」の試射は8月24日に続き2回目。日本の防衛省は国連安全保障理事会決議が北朝鮮に発射を禁じている短距離弾道ミサイルだと分析している。韓国軍によると、今回の発射では最大330キロ飛行。