2019年9月11日 06:02 | 無料公開
三菱重工業は11日、国際宇宙ステーションに物資を運ぶ宇宙航空研究開発機構(JAXA)の無人補給機「こうのとり」8号機を載せたH2Bロケットを発射する種子島宇宙センター(鹿児島県)の発射台付近で、火災が発生したと発表した。機体への影響を確認するため、同日予定していた打ち上げを中止する。
三菱重工によると、火災は午前3時10分ごろ確認。10日午後にロケットを組立棟から発射地点に移動した際は問題なかったという。
こうのとりは食料品、実験装置など約5・3トンの物資を届ける予定だった。