国交相、公明の赤羽一嘉氏で調整 内閣改造、石井啓一氏から交代へ

 安倍晋三首相は11日に実施する内閣改造で、公明党の石井啓一国土交通相を交代させ、後任に同党の赤羽一嘉政調会長代理を起用する方向で調整に入った。関係者が7日、明らかにした。首相は6日に会談した同党の山口那津男代表から要請されていた。

 公明党は自民党との連立内閣で閣僚1人を出している。2012年12月発足の第2次安倍内閣以降は国交相ポストを確保してきた。山口氏は今回も閣僚枠1人を要望。国交相の継続を求めたもようだ。首相は山口氏との会談で「承った」と応じた。

 石井氏は15年10月に就任し、在任が3年11カ月に及ぶ。国交相としての在職日数は歴代最長だ。


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