パラカヌー代表の瀬立、選手権に 本番会場で「いい経験」

本番会場で行われたパラカヌーの日本選手権に出場した瀬立モニカ=海の森水上競技場

 東京パラリンピックの代表に決まったカヌー女子の瀬立モニカ(江東区協会)が6日、本番会場となる海の森水上競技場(都内臨海部)で行われた日本選手権に出場し「来年の大会をイメージしながら、挑むことができた。いい経験ができた」と収穫を口にした。

 8月下旬に世界選手権(ハンガリー)のカヤックシングル200メートルで5位に入り、代表に決定。この日の同種目では障害が軽いクラスの日本代表と競り合いを演じた。

 21歳で江東区出身の瀬立は地元の応援団から熱い声援を浴び「皆さんと最高の時間を共有したい。その中で一番いい色のメダルを取りたい」と本番での活躍を期した。


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