市長、テスラ公用車見直す考え 千葉・市川、高額批判受け

市川市が導入したテスラ車=7月、千葉県市川市役所(同市提供)

 千葉県市川市の村越祐民市長が自身と副市長の公用車として米電気自動車メーカー「テスラ」の高級車導入を決め、議会などから批判が出ている問題で、村越市長が導入済みの1台のリース契約について見直す考えを一部の市議に伝えたことが2日、市議への取材で分かった。同日、一部会派を除く与野党が市長に契約解除を求める申し入れ書を提出していた。

 村越市長は「市が進める先進的な政策のアピールになる」として、7月からテスラ車1台を導入。リース額は月約14万円と従来のトヨタ・クラウンの2倍以上となり、市民らから多数の苦情が寄せられた。


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