東京五輪へ、選手のバス輸送実験 開会式想定し首都高で

バスから降りる車いすの男性=25日午後、東京都新宿区

 来年7月の東京五輪開会式を想定し、選手村予定地(東京都中央区)から新国立競技場(新宿区)まで参加選手らを運ぶ輸送実験が25日あった。大型バス75台がグループに分かれて首都高速道路を隊列走行し、一部では交通規制も実施。スムーズに運べるかどうか確かめた。

 開会式は来年7月24日午後8〜11時の予定。組織委員会と東京都は今回の実験を踏まえて、実際に使うバスの台数や交通規制の内容を決める。

 実験は25台ずつ隊列を組んで走行。選手村予定地で選手役の学生ボランティアらを乗せて出発し、晴海から首都高に入り、外苑で一般道へ。計約30分かけて競技場に着いた。


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