浅間山が噴火 警戒レベル2を継続

 25日午後7時28分ごろ、浅間山(群馬、長野県)で噴火が発生した。噴火は7日以来。気象庁は山頂火口から約2キロの範囲で、飛散する大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けた。噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)を継続する。

 噴煙は灰白色で、火口から約600メートルの高さまで上がった。同庁は引き続き同程度の噴火が発生する可能性を考慮し、火山活動の推移を注意深くみていくとしている。

 浅間山は7日夜に小規模噴火し、噴火警戒レベルが「活火山であることに留意」の1から「入山規制」の3に引き上げられた。マグマの噴出を伴わない「水蒸気噴火」とみられ群馬県側で降灰もあった。


  • LINEで送る