ジャンプ、高梨が国内初戦で快勝 助走姿勢の安定に手応え、新潟

今季国内初戦で優勝し笑顔の高梨沙羅=石打丸山シャンツェ

 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)が25日、新潟県南魚沼市の石打丸山シャンツェ(ヒルサイズ=HS86メートル)で行われた塩沢ジャンプ大会に出場し、87メートル、84メートルの合計247・5点で快勝した。今季国内初戦を制し「自分のやりたいことができつつある」とうなずいた。

 夏の国際大会、グランプリ(GP)は今季2戦2勝で個人総合を8連覇した。今夏はさまざまなジャンプ台を飛び、対応力の向上に取り組む。台の形状の違いによる感覚のずれの修正もうまくできるようになってきたそうで「例年よりは安定した助走姿勢が組めている」と表情は明るい。


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