北朝鮮、日本海へミサイル発射 米韓演習終了後初めて

北朝鮮が発射した飛翔体2発について、いずれも弾道ミサイルだとの見方を表明する岩屋防衛相=24日午前、防衛省

 【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は24日朝、東部咸鏡南道から日本海に向けて飛翔体を2回発射した。日本政府は、弾道ミサイルを発射したもようだと発表した。日本の領域や排他的経済水域(EEZ)には落下しなかったという。

 北朝鮮は8月5〜20日に行われた米韓合同軍事演習などに反発し、7月25日以降、短距離弾道ミサイルなどの発射を繰り返しており、今回で7回目。同演習終了後の発射は初めて。

 韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決め、軍事面での日韓の亀裂が鮮明になる中、北朝鮮は引き続きミサイル開発を続ける姿勢を見せている。


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