D・コーク氏死去 米大富豪

2013年8月、米南部フロリダ州オーランドで話すデービッド・コーク氏(AP=共同)

 デービッド・コーク氏(米大富豪で大統領選にも影響力を持つ「コーク兄弟」の弟)米紙ウォールストリート・ジャーナルなどによると、23日死去、79歳。前立腺がんで闘病を続けていた。家族が明らかにした。

 40年米中西部カンザス州生まれ。兄チャールズ氏と共に石油などを中心とした大手企業グループ「コーク・インダストリーズ」を経営。今年の米誌フォーブスの世界長者番付でチャールズ氏と共に総資産505億ドル(約5兆3700億円)で11位に入った。

 10年の米中間選挙で保守派運動「ティーパーティー(茶会)」を支援し、共和党躍進の立役者となった。(ワシントン共同)


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