トヨタ、五輪のCO2排出5割減 電動車90%、マラソン先導車も

トヨタ自動車のEV「TOYOTA Concept―愛i」

 トヨタ自動車は23日、2020年東京五輪・パラリンピックに約3700台の車両を提供し、このうち電気自動車(EV)など電動車の割合が約90%になると発表した。競技会場や選手村などの移動に使う車両の二酸化炭素(CO2)排出量は、ガソリン車やディーゼル車の場合と比べて約5割、削減できるという。

 マラソン競技の先導車には、近未来的なデザインのEV「TOYOTA Concept―愛i」を導入する予定。期間中に体験試乗を行い、自動運転や人と会話する機能を紹介する。トヨタは「これまでの大会で最高レベルの環境負荷低減を目指す」と強調する。


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