ロシア製ロボット宇宙へ 国際ステーションに約2週間滞在

 【モスクワ共同】ロシアの宇宙当局は22日、人間に似た機能を持つ同国産ロボット「フョードル」を乗せたソユーズロケットを国際宇宙ステーションに向け、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げた。フョードルは24日にステーションに到着する予定。約2週間滞在し、宇宙空間がロボットのメカニズムに与える影響を測定、5〜6件の科学実験も行う計画だ。

 国営宇宙開発企業ロスコスモスによると、ステーションには米国が2011年に人間型ロボットを送り込んだが、ロシア製ロボットは初めて。

 フョードルは細かい作業が可能で、将来、人間に代わるさまざまな作業をすると期待されている。


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