ジョージア大統領、10月に訪日 対ロシア紛争、平和解決図る

 旧ソ連のジョージア(グルジア)のティムラズ・レジャバ駐日臨時代理大使は22日、東京都内で共同通信のインタビューに応じ、今年10月に行われる天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に合わせ、ズラビシビリ大統領が訪日すると明らかにした。2008年8月にロシアと軍事衝突した南オセチア紛争については、11年たった今も圧迫を受けるが、「平和的解決を目指す」と強調した。

 ジョージアは国内のアブハジアと南オセチアを親ロシア勢力に支配され、国土の2割弱の支配を失った。両地域からの避難民は人口の約1割に当たる37万人に上る。(共同)


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