新潟・柏崎市長が東電改善策了承 地震時の原発誤情報巡り

 東京電力が新潟県で6月に震度6強の地震が起きた際、同県の柏崎刈羽原発に異常があるとの誤情報を伝えた問題を巡り、柏崎市の桜井雅浩市長は21日、東電新潟本社の橘田昌哉代表と市役所で面会し、東電の改善策を了承し「正確な連絡体制の構築を目指してほしい」と伝えた。橘田氏は「しっかり取り組み継続的に改善する」と応じた。

 誤りがあったのは直後に地元自治体などに送ったファクスで、実際に異常はなく約15分後に訂正。東電は通報連絡用紙をわかりやすい様式に改めるなどとする報告書を今月1日、市に提出した。


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